こんにちは。ファイナンシャルプランナーの畑です。
今日は年末調整の保険料控除について、ご紹介します。

女性のみなさんは、妊娠をきっかけに仕事を辞めた方や、もともと専業主婦で、産後はパートやアルバイトをしようと思ってる方も多いと思います。パートやアルバイトをすると『年末調整』の書類を提出することになりますが、どんな場合に提出することになるのかご存じですか?

まず、年末調整の対象となる方は以下のような方です。

・1年を通じて勤務している方
・年の中途で就職し、年末まで勤務している方
※年の中途で退職した方も条件を満たしていれば年末調整できます。
(・年の中途で退職した人のうち、以下の人
◎死亡や、心身の障害で、退職した人
◎非正規従業員で、本年中に支払いを受ける給与の総額が103万円以下である人
◎海外へ転勤などで、国内に非居住者となった人
などです。)

続いて、年末調整をすると基礎控除を基本とした所得控除が受けられる場合があります。

今回は『保険料控除』をご紹介します。
保険料控除の種類は主に、
・生命保険料控除
・地震保険料控除
・社会保険料控除
・小規模企業共済等掛金控除
の4種類があります。

ではどういった場合に控除されるのかを簡単にご説明します。
・生命保険料控除、地震保険料控除
自分名義の口座で引き落とししている生命保険料や地震保険料控除があれば控除申請できます。

・社会保険料控除
健康保険料、介護保険料、国民年金保険料、厚生年金保険料などを支払っている場合には、申告すると控除申請できます。

・小規模企業共済等掛金控除
『小規模企業共済』や『企業型DC』、『iDeCo』などを自分名義で利用していた場合、控除申請できます。

保険料控除は、うまく活用すれば、所得税や住民税を軽減でき、家計を大きく助けてくれる可能性があります。
しっかりと理解して、積極的に活用することをおすすめします!

自分の場合はどうなのか分からない場合は、まずは職場の方に相談してみてください。
連絡をもらえないなど、お困りの方はお金の専門家であるファイナンシャルプランナーに相談してみてくださいね!